株式投資は、株式会社が発行している株式を購入し、売買することで利益を得る投資のことです。株主優待券や大きくリターンが得られるといった面がクローズアップされがちですが、リスクもあるため正しい知識を身につけた上でチャレンジするべき投資方法です。そこで株式投資でよくいわれる「優良銘柄」とはどんなものなのか、また株式を購入する際に参考にしたい株の見分け方を詳しくご紹介します。

株式投資では3つの利益が得られる

株式投資は、資金調達のために企業が発行する株式を購入し、売買する投資方法です。企業が新しく会社を興すときや新事業を始める際などに株式を発行します。株式を購入することで、出資者(株主)となることで、以下の利益を得られます。

  • 配当金
    企業が企業活動を行って得た利益を還元することで得られるのが配当金です。配当される金額や時期は企業によって違いますが、株を多く所有していて、企業の事業が良好であれば多く配当金が得られます。
  • 株主優待
    日本企業特有の制度が株主優待です。一定の株式を所有する株主に対して、商品やサービスなどを提供します。
  • 売却益
    株を売却することで得られる利益のことです。

上場会社の中から株をどう選ぶかが株式投資の重要なポイント

株式投資は日本の企業だけでなく海外の企業にも投資が可能ですが、値動きを確認することなどを考えると、まずは国内企業の株式に投資するのがおすすめです。日本の上場会社数は2021年の11月の時点で3,787社ありますので、この中から投資したい会社を選ぶことになります。配当金額を連続して増やし続けている企業の株式のことを連続増配銘柄といいますが、増配額については規定がないため、少額で増配し続けるといったパターンもあります。ですが日本において25年以上連続して増配を続けている企業は花王の1社だけです。ですが海外の企業では、コカ・コーラやマクドナルド、P&Gなど生活に関連した企業では25年~30年以上増配を続ける連続配当銘柄が多数あります。連続配当銘柄は、長期にわたって株式投資を考えているなら所有がおすすめの株式といえます。

短期でのリターンを考えているなら高配当銘柄がおすすめ

配当から銘柄を選ぶ場合、よく挙げられるのが「高配当銘柄」です。一時期でも高い収益を上げ、高い配当が出た企業の株式のことをいいます。また配当が下がってしまう可能性もあるため、長期の投資には向いていませんが、短期で利益を得たいと考えているならおすすめの株式といえます。

優良な銘柄とはどんなもの?

株式投資を始める場合、大きな利益を得るために勝負をかけることはおすすめできません。株式投資は会社への投資でもあるため、投資した見返り(リターン)にどんなものがあるのかを考えながら選ぶことが重要になってきます。日本では10年以上の増配を続ける銘柄は多くあるため、優良な銘柄といえます。ただし増配の幅が小さいこともあるので、一概に増配を続けているから優良とも言い切れません。そこで株式投資を考えている方におすすめの「優良な銘柄」を選ぶコツをご紹介します。

1.成長が見込める企業の株式

生活に関連した企業や、新しい事業を始めようとしている企業などの株は値上がりする可能性があります。

2.新規上場して間もない企業の株式

すでに上場している企業より、上場して間もない企業の方が成長の伸びしろが期待できるため、値上がりが期待できます。

3.需要が伸びている企業の株式

建設業界や海運業界、通信事業業界などの株式は、高配当株が多く、生活に密着していることから今後も需要が伸び、株式の上昇も期待できます。

4.自分で分かる株式

知らない会社や聞いたことのない会社ではなく、自分が知っている、利用している企業の株式も優良銘柄といえます。「応援したい」「使い続けたい」と思える企業の株式は投資する価値があるといえるでしょう。