投資はしてみたいけれど、株式や為替のように自分で常にチェックする必要がある方法だと、市場で大きな動きがあった時にすぐ対応できなかったりします。そんな場合におすすめの投資方法が投資信託です。少額でも始められ、リスク回避にもなる投資信託について、そのメリットや注意点を詳しくご紹介します。

投資信託は運用のプロに任せる投資方法

多くの投資家からお金を集め、投資のプロが代わりに投資を行い、利益を分配するのが投資信託です。投資家は投資のプロや投資をする額を自分で選ぶことができますが、どういった商品に投資するかは専門家が市場の状況などから判断して決めます。そのため、投資についての知識がない方でも始めやすい投資方法です。

投資信託の仕組み

投資信託は、投資のプロと投資家が直接やり取りすることはありません。投資家の出資するお金は販売会社が受け取り、運用をする委託会社がファンドを組み、運用の指示を受託会社に出します。その指示に従い、受託会社は投資を行い、資金の管理をします。運用された利益は販売会社を通じて分配され、最終的に投資家の利益となります。もちろんプロが運用するといっても、市場は常に変化しています。利益が上げられることもあれば損をする可能性もあります。そういったリスクを了解した上で、運用をお任せするのが投資信託です。

投資信託のメリット

投資信託が投資の初心者におすすめなのは、以下のメリットによるものです。

メリット1.少額の投資から始められる

商品にもよりますが、100円から投資をすることが可能です。慣れるまでは少額で色々試してみて、だんだんと金額を増やすということも可能です。

メリット2.運用のプロが代わりに投資をしてくれる

投資信託は運用のプロに任せることができます。投資の多くは、自分で商品を選び運用する必要があります。失敗したとしても自己責任となるため、事前に投資について勉強をする必要があります。投資信託なら知識が少なくても、運用しながら学んでいくことができます。

メリット3.リスクの分散が可能

投資信託は豊富な商品の中から銘柄を選ぶことができるので、リスクを分散させることができます。投資にはリスクがつきものですが、投資信託ならリスクを軽減させることが可能です。

メリット4.個人では投資ができない商品にも投資が可能

個人で投資ができる商品、また国は限られています。投資信託は投資家からのお金を集めて多額の運用が可能なので、世界中の国への投資も可能です。

メリット5.透明性がある

投資信託は大きなお金が動くため、価値を示す基準価額を毎日公表しています。また決算ごとに監査を受けるなど、投資に関する情報公開なども行っています。個人では調べたり判断が難しい情報も見たり質問ができるなど、透明性が高いことも投資信託が信頼できる理由の一つです。

投資信託のデメリット

メリットの多い投資信託ですが、デメリットもあります。

デメリット1.他の投資に比べてコストがかかる

投資信託は、販売会社・委託会社・受託会社の3つによって運用されています。そのため、それぞれの会社に管理費用を支払う必要があり、運用しているだけで毎月費用がかかることになります。

デメリット2.元本が保証されていない

他の投資と同じく、投資信託も元本が保証されていません。運用のプロであっても失敗することがあるため、損失が上回ってしまう可能性もあります。

デメリット3.リアルタイムな運用はできない

投資信託は、株式のようにリアルタイムな取引をすることはできません。これは一般の投資家の利益を阻害しないため、投資信託で適用される基準価額は分からない状況で取引するブラインド方式が採用されているためです。そのことを理解した上で、投資をする必要があります。